2014. 12. 01
神経内科との連携
今年も後のこすところ一月足らずとなりました。皆様ご健勝におすごしと思います。
さて私はこちらに赴任させていただきはや2年がすぎようとしております。
なかなかこちらに来てまともな仕事や貢献が出来ていないというのが実感です。
始めに申し上げたかもしれませんが、スロースターターですので、大目に長い目でみてくだされば幸いです。
今年付属病院では念願の新病棟も立ち上がり、少しずつですが、症例も増えてきております。また新しい領域 特に脊髄や痛みの外科も脳外科で始めることができました。神経内科には木村新教授が赴任されStroke Careを全体的な視点でもり立てております。神経内科と確固とした連携をとって、脳神経外科の血管内治療と機能的外科を他の付属病院や関連施設の御協力の元で増強してゆきたいと思います。同時に各付属病院も力をつけて伸ばしていけるように、尽力したいと思います。
今回2年後に喜多村教授が神経内視鏡学会の会長をお努めになられるのも喜ばしいこととおもいます。ぜひ日本医大脳神経外科全体でもりたてて参りましょう。
またやっと新しい研究テーマを日本医大脳外科から立ち上げる準備がととのってきました。脳動脈瘤の研究と機能再建の研究を脳腫瘍および下垂体の研究と並び立つ日本医大の目玉テーマとして拡大してゆきたいとおもいます。
以上を成し遂げるためにはぜひ皆さんの協力が必要です。連絡、連携を密にして、より良い医療を実践できる教室をつくってゆきましょう。
よろしくお願いいたします。