2025. 07. 18
東京理科大学 真野教室との共同研究論文がStrokeに掲載
東京理科大学 真野教授の教室との共同研究がStrokeに掲載されました。
スタチンがくも膜下出血(SAH)の予防に有効かどうかは長らく不明でしたが、本研究では全国の健康保険データを用いて、3498人のSAH患者と13992人の対照を解析しました。その結果、スタチン使用はSAHリスクの有意な低下と関連しており、特に高血圧や脳血管疾患の既往がある患者でこの傾向が強く認められました。スタチンは、これらのリスクを持つ患者において、SAH予防の一助となる可能性があります。
当科は引き続き、東京理科大学との共同研究を進めて参ります。
