2025. 04. 07

青木先生の論文がJNS case lessons に掲載

転倒後に硬膜外血腫が両側の上矢状静脈洞（SSS）を超えて後頭蓋窩にまで広がったまれな症例について報告を行いました。

患者は緊急開頭術と血腫除去術を受け、良好な結果が得られました。手術および皮膚切開の位置が重要であり、迅速な手術介入が有効であることが示しました。静脈洞近くの骨片を残して止血を行う事が重要ですが、過度な静脈洞圧迫は圧迫は閉塞につながる恐れがあり避けるべきと述べています。