教室概況
名称 | 日本医科大学 脳神経外科学教室 Department of Neurological Surgery |
開講 | 1964年(昭和39年) 初代教授 近藤駿四郎 |
所在地 | 〒113-8603東京都文京区千駄木1-1-5 |
連絡先 | 電話 03-3822-2131(内線6663) FAX 03-5685-0986 (千駄木医局) e-mail neurosurgery@nms.ac.jp (医局長) |
病床数 | 付属病院 897床(一般870床・精神27床) 武蔵小杉病院 372床 多摩永山病院 401床 千葉北総病院 600床 |
医局員数 | 付属病院 11名 武蔵小杉病院 5名 多摩永山病院 4名 千葉北総病院 10名 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大学院教授 1名 教授 3名 准教授 1名 講師 4名 病院講師 3名 助教・医員 12名 大学院生 2名 専修医 2名 |
4病院データ | 付属病院 https://www.nms.ac.jp/hosp/info/dpc.html 武蔵小杉病院 http://www.nms.ac.jp/kosugi-h/info/dpc2.html 多摩永山病院 http://www.nms.ac.jp/tama-h/info/_8956.html 千葉北総病院 https://www.nms.ac.jp/hokuso-h/info/dpc.html |
手術件数 | 2022年 1,283件(付属4病院 脳神経外科のみ) |
研究費採択実績 | 【日本医科大学大学院医学研究科特別経費(研究科分)】 森田明夫(研究代表者) 2019年度〜 くも膜下出血・脳動脈瘤における体内細菌叢の関与の解明 【2019年度厚生労働省研究事業 厚生労働科学研究費補助金(厚生科研費)】 田原重志(研究代表者) 間脳下垂体機能障害に関する調査研究 【文部科学省(日本学術振興会)「科学研究費助成事業」】 足立好司(研究代表者)2015年度〜 2019年度 挑戦的研究(萌芽) NMR メタボロミクスを用いた脳腫瘍血清診断 足立好司(研究代表者)2018年度〜 2020年度 挑戦的研究(萌芽) 脳腫瘍のモード解析の概念に基づく NMR 分析を用いた新規血清診断法の研究 足立好司(研究分担者)2018年度〜 2019年度 挑戦的研究(萌芽) 死後髄液の NMR モード解析を用いた頭蓋内傷病変の新規検査法の開発 村井保夫(研究代表者)2018年度〜 2021年度 基盤研究C もやもや病類縁頭蓋内血管狭窄の網羅的遺伝子解析による発現機序の同定 服部裕次郎(研究代表者)2017年度〜 2019年度 若手研究(B) ホルモン感受性腫瘍におけるエストロゲン受容体変異体の発現プロファイルの同定 服部裕次郎(研究分担者)2018年度〜 2020 年度 基盤研究(C)(一般) 環境情報入力との連関を基盤とする新規生殖機能制御系に関する分子機能形態学的解析 服部裕次郎(研究分担者)2018年度〜 2021年度 基盤研究(C)(一般) ESR1アイソフォームによるエストロゲン感受性腫瘍の内分泌・化学療法耐性獲得機構 |
論文数 | 2023年 英文32編/和文21編 |
学会発表 | 2023年 164件(うち国際学会6件) |
教室内の受賞 | 2022年 Best Neurosurgeon of the Year賞 能中陽平 受賞理由:しっかりとした手術技術をつけてきていること。論文や研究なども継続している事を評価して。 2022年 Best Researcher of the Year賞 村井保夫 受賞理由:First Authorのみでなく、後進の指導に積極的に関与したことを評価して。 2023年 Best Researcher of the Year賞 田原重志 受賞理由:主著者として5論文を発表しImpact Factor 14点以上を獲得して。 |
主な主催学会 | 2024年 9月 第154回 日本脳神経外科学会関東支部会 2023年 2月 第9回 日本医療安全学会 2022年 10月 第27回 日本脳腫瘍の外科学会 2022年 7月 第34回 日本頭蓋底外科学会 2020年 9月 第29回 脳神経外科手術と機器学会 (CNTT2020) 2020年 1月 第22回 日本脳神経減圧術学会 (MVD2020) 2019年 3月 第42回日本脳神経CI学会 2017年 4月 第30回日本老年脳神経外科学会 2016年 11月 第23回日本神経内視鏡学会 2016年 6月 第25回日本脳ドック学会総会 2015年 6月 第15回日本術中画像情報学会 2012年 11月 第40回日本頭痛学会総会 2011年 12月 第116回日本脳神経外科学会関東地方会 2010年 6月 第8回日中友好脳神経外科会議 2010年 3月 第83回日本内分泌学会学術総会 2009年 10月 第68回社団法人日本脳神経外科学会学術総会 2008年 2月 第31回日本脳神経CI学会 2005年 4月 第23回日本脳腫瘍病理学会 2002年 11月 第9回日本神経内視鏡学会 1999年 2月 第9回日本間脳下垂体腫瘍学会 1991年 第8回 Pan-Pacific Surgical Association Japan Chapter 1968年10月 第27回日本脳神経外科学会総会 |
主な受賞歴 | 2023年度 第96回日本内分泌学会学術総会 「愛・内分泌賞」(優秀演題賞)/築山敦 2022年度 日本医科大学准教授講師会 研究奨励賞(外科領域) /村井保夫 2020年度 第47回 日本マイクロサージャリー学会学術集会 「スーパーマイクロサージャリー血管吻合コンテスト」優勝/石坂栄太郎・村井保夫 2018年度 第29回脊髄疾患動画技術研究会 小山賞/金景成 2017年度 第73回関東脳神経外科懇話会 年次奨学賞/亦野文宏 2017年度 第4回手技にこだわる脳神経外科ビデオカンファランス Memorable Presentation Award/築山敦 2015年度 世界脳神経外科学会賞/亦野文宏 2014年度 第22回日本脳卒中の外科学会賞(鈴木賞)/村井保夫 2012年度 日本医科大学医学会奨励賞/村井保夫 2011年度 日本医科大学医学会奨励賞/金景成 2011年度 水頭症研究マスターズジャパン2010アワード受賞/村井保夫 2011年度 日本脊髄外科学会 都留賞/金景成 2010年度 関東脳神経外科懇話会 年次奨励賞/金景成 2010年度 第20回日本間脳下垂体腫瘍学会 研究奨励賞/ 纐纈健太 2010年度 千葉県医師会 奨励賞/金景成 2009年度 東京都医師会医学研究賞奨励賞/太組一朗 2009年度 第9回日本内分泌学会関東甲信越支部学術集会 最優秀演題賞/田原重志 2007年度 日本脳神経外科学会 齋藤眞賞/寺本明 2007年度 第11回日本内分泌病理学会若手奨励賞/竹井麻生 |
沿革
1964年7月 | 東京労災病院の院長・近藤駿四郎先生が外科学の兼任教授として本学に赴任。 脳神経外科疾患を専門に治療をする医師が増え始める。 |
1968年 | 第27回日本脳神経外科学会を主催。 |
1972年 | 中澤省三教授が本学に赴任、脳神経外科疾患診療を専門とする第四外科学講座が5月1日に開講。 脳神経外科医師は総勢6名で外来がスタート。 |
1976年 | 本邦初の救命救急センターが付属病院に開設。 |
1977年4月 | 開講当初の第四外科学講座の名称が脳神経外科学講座と改称。 |
1982年 | 開講から10年、病床は30床に、手術件数は約200件に達する。 |
1983年4月 | 付属多摩永山病院に脳神経外科を開設。 |
1984年 | 年末の脳神経外科懇話会が本年から開始。 |
1990年 | Pan-Pacific Surgical Association Japan Chapter 7th General Meetingを主催 |
1993年 | 第16回日本神経外傷研究会を主催。 |
1994年4月 | 付属千葉北総病院の開院、脳神経センター設置。 付属第二病院(現付属武蔵小杉病院)に脳神経外科設置。 |
1995年5月 | 寺本 明教授就任。 |
2002年 | 手術件数が付属4病院合計で700件を超える。 |
2003年 | 臨床と研究の部門で特に業績のみられた医局員を表彰するBest Neurosurgeon of the year賞及びBest Researcher of the year賞を設ける。 |
2004年 | 手術件数が付属4病院合計で1000件を超える。 |
2008年 | 寺本 明教授が下垂体手術2000例を達成。本邦一の数を誇る。 |
2009年10月 | 第68回日本脳神経学会学術総会を主催。 参加者は6000名を超え、学会の歴史上最大規模の学術総会となる。 |
2010年3月 | 第83回日本内分泌学会学術総会を主催。 |
2013年1月 | 森田 明夫教授就任。 |
2023年3月 | 森田 明夫 教授定年退官。名誉教授就任。 |
2023年4月 | 村井保夫 大学院教授就任。 |
2023年10月 | 玉置智規病院教授 多摩永山病院副院長就任 |
2024年4月 | 國保倫子教授就任 日本医科大学脳神経外科初の女性教授 |