​尾関先生 インタビュー

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尾関友博 後期研修医2年目


なぜ日本医科大学の脳神経外科に?

日本医科大学には森田先生を筆頭に各分野でトップレベルの先生が在籍しており、豊富な手術症例が集まってきます。早い時期からレベルの高い手術に自分も参加することができ、非常にモチベーションが上がる職場です。どの診療科も共通していると思いますが、脳神経外科はとりわけ、勉強や技術トレーニングのやる気次第でいくらでも高いレベルを目指すことができ、また、日本医科大学にはその環境が十分に用意されているところだと思い、入局させていただきました。


1年間仕事をしていかがでしたか?

1年を通じて、腫瘍、血管障害、脊髄、末梢神経、間脳下垂体、救命救急センター脳外科班とバランスよく脳神経外科の診療に携わることができ、非常に充実した1年間でした。毎日新しい知識や技術を学ぶことができ、経験できる症例の豊富さやレベルは申し分ないのですが、私自身がまだまだ仕事が遅く日々の業務で精一杯になってしまい、これが余裕のある人でしたら自分のやりようでもっともっと勉強し学ぶことができる環境だったと思うと、私はそこが本当に悔しい1年間でした。手術前の準備としてアプローチ方法や予想図を自分なりにシミュレーションしてスケッチを用意し、手術後に手順を一つ一つ振り返りオペ簿を記録してビデオ編集する。この当たり前のことがまだまだ全然できておらず脳神経外科医を志す者として本当に恥ずかしく後悔ばかりが残っております。少しでも早くこの環境のレベルに見合った医師になれるよう、これからも精進を続けていきたいと思います。

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休暇はどのように過ごしていますか?趣味や特技などあれば教えてください。

休暇はランニングやドライブなどをして過ごしております。どちらも普段の自分に足りていないスピード感を得ることができ、良いストレス解消法になっているような気がします。


将来の夢を教えてください。

「この手術ならこの先生に任せたい!」と思われるような技術を何かひとつでも身につけて、患者様からも他の先生からも信頼され、安心して手術を任せられるような脳神経外科医を目指したいです。

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メッセージをお願いします。

脳神経外科は非常に奥が深くやり甲斐のある分野です。しかし、文章やイメージだけではなかなかその実態がわからない分野でもあると思います。脳神経外科ローテーションが必修ではない研修病院では一度も脳神経外科に触れることなく医師になり「脳外っていったい何してるところなの??」状態の先生も多くいらっしゃると思います。医学生や研修医の先生でしたら尚更そうなのかもしれません。脳神経外科を知るためには、実際に見学したり研修してみないと始まらないと思います。是非この素晴らしい環境が用意されている日本医科大学に足を運んでみてください。脳神経外科を見る前と後ではイメージが全然違ってくると思います。みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。

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