脳外科インタビュー
なぜ、日本医科大学の脳神経外科に？
私は初期研修の段階では、必ずしも脳神経外科を志していたわけではありません。しかし、他院でローテーションした際に、クリッピング手術の迫力や脳卒中に迅速に対応するチーム医療を目の当たりにし、この領域で働きたいと強く感じるようになりました。
その後、いくつかの病院の専攻医プログラムを見学しましたが、ハンズオンに参加した際の医局の温かい雰囲気、そして4病院それぞれが特色ある診療を展開し、幅広い症例を経験できる点に魅力を感じ、入局を決めました。
現在は千駄木の付属病院で予定手術を中心に経験を積んでいますが、他の関連病院では救急疾患が多いなど、病院ごとに異なる症例を学べると聞いており、今後の研鑽を非常に楽しみにしています。
1年間仕事をしていかがでしたか？
研修の最初の1年は分からないことばかりで、仕事も思うように進まず、周囲の先生方にご迷惑をおかけすることも多くありました。それでも、どんな時も嫌な顔ひとつせず相談にのってくださる先生方のおかげで、日々成長しながら仕事に向き合うことができています。
脳神経外科は緊急対応が多く、大変さを感じる場面も少なくありませんが、その分だけやりがいも大きな分野です。これからさらに経験を積み、将来は自分も後輩にしっかりと還元できるよう努力を重ねていきたいと考えています。
医局の雰囲気はどうですか？
医局の雰囲気はとても良く、先生方はどなたでも気軽に相談できる環境です。論文執筆や学会発表など、取り組むことは多岐にわたりますが、その分だけ多くの方に支えていただいており、とても心強く感じています。
休暇はどのように過ごしていますか？
映画が好きで、仕事が早く終わった日はレイトショーを観に行くことが多いです。今年は心に残る作品にたくさん出会うことができ、充実した一年だったと思います。
後輩にメッセージをお願いします。
日本医科大学脳神経外科は、ここ数年で医局員が増え、非常に活気のある医局です。上級医の先生方も気さくで相談しやすく、入局して後悔することはないと自信をもって言える環境だと思います。少しでも興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。現場の雰囲気を感じていただければ、この医局の良さがきっと伝わると思います。
